玉造工業高等学校では、工業に必要な知識や技術だけでなく、協調性や規律を大切にする人材の育成を目指しています。そのために、授業では「できた結果」だけでなく、「分からないことに挑戦し、乗り越えようとする過程」を重視します。ICT機器を活用し、動画による予習や協働学習、Googleフォームを使った振り返りなどを取り入れることで、生徒一人一人が主体的に学び、将来、地域社会で活躍できる力を伸ばす授業改善を進めます。
1 教員全体で取り組む授業改善
教員全体を対象とした研修を実施しました。
研修では、ICTの活用方法、指導方法の工夫、評価の在り方について共有しました。この取り組みを通して、教員一人ひとりが授業内容や成績の付け方を見直し、授業を常にアップデートしていこうとする意識の向上につながっています。
2 ICTを活用した授業改善
本校で行われる多くの授業では、電子黒板やタブレット端末を活用し、図や動画、実験結果などを視覚的に提示しています。さらに、生徒自身がタブレットを使って調べ、まとめ、発表する活動を取り入れ、ICTを活用することで、生徒が主体的に考え、意見を共有できる授業なども積極的に行われています。
3 研究授業・研究協議による授業改善
定期的に研究授業・公開授業を行い、研究協議を実施しています。研究協議では、教員全体で授業内容について協議し、
授業方法の提案や改善点について意見を出し合っています。これらの意見を各教員が自分自身の授業に生かし、指導内容や授業構成の改善につなげていきます。
教員同士が気軽に授業を参観し合い、授業改善につなげることを目的として「授業ちょっと見週間」を実施しました。
実施にあたっては、スプレッドシートを活用して授業の日時や内容、見どころなどを共有し、教員同士が参観しやすい環境づくりを行いました。また、ICT機器の活用状況や授業形態にとらわれず、「まずは参加してみること」を目標としたことで、多くの教員が気軽に授業を公開・参観することができました。
その結果、例年実施している授業参観週間以上に活発な授業参観が行われ、さまざまな教科や学科の授業実践に触れる機会となりました。
参観後には、Googleフォームを活用して「良かった点」や「参考になった点」などのポジティブな意見を共有し、教員同士が互いの実践から学び合う機会となりました。